次世代のデジタルマーケティングを考え抜くブログ(xbee's diary)

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大人と、親の、1つだけの違い

簡単に定義すれば、大人は20歳以上の人のこと、親は子どもがいる人のこと(20歳未満でもよいが)で、必ずしも同じことを指さない。

だがしかし、大人料金、子ども料金、ということがあるように、子どもの排他条件として大人と呼ぶ事もある。

よって、20歳もすぎれば子ども持つ事が多かった昔の時代であれば、ほぼ、大人=親だったわけだ。

しかし晩婚化が進み、親になることが少なくなってきた昨今。少子化ばかりがクローズアップされるが、問題はそれだけではないと思う。

それは、親が子どもの責任をいつまで取るか、ということだ。

現在の日本の法律などでいえば、20歳以上で、いわゆる大人になってから法に触れた場合は、まあ、本人の責任となるのだろうが、そこに親の責任は、子どもが大人になったからといって問われなくてよいのだろうか。

子どもが大人になるために、普通は親がそこに関与し、性格になんらかの影響を与える。
いきなり20歳になったからといって、それまでを無視した100%オリジナルな自我に目覚める人もいるかもしれないが。

例えば、30過ぎてもニートや引きこもりになった人がいたとき、そこに親の責任は0ということはないであろう。

つまり、親になることが少なくなるorなくなることで、いつまでも親の気持ちをしることは(体験して知るという意味で)無く、それによって、実質、(精神的に)親離れすることも少なくなるのではないかと、いうことだ。

しかし、親もいつかは死ぬ。そのとき物理的に切り離された子が、親ではなく、大人だったとき、その大人は、ただ、年齢を積み上げた子どもの延長線上にあるのではないか、と。

そして、それは今後さらに加速していくんだろうな、ということをふと思い。

※もちろん、親にならないことが悪い、ということではない。