すべてがアタリショックに向かうのか。それともその先には
ATARIショックの説明はあえてしないが。
高校のとき、ゲーセンにおいてあるゲームの回転(新しいゲームと入れ替わるスピード)が
だんだん早くなったことに違和感を覚えた。
新しいゲームが入れば、皆こぞって最初はお金を入れるが、じっくりやらないと面白さがわからなかったり
やりこまないとクリアできないわけで。しかしその前に新しいゲームに切り替わってしまう。
パソコンもすっかり安くなった。ネットブックで満足、5万円PC。
iPhoneアプリが乱造されているとか。
せつな的に、短期間で人気を集めて、消費して、浪費して、さあ次へ。
そんな焼き畑農業的な行動にどんどん世界から後押しされているような感じがしなくもない。
本当に皆が求めているものはそれなんだろうか。
脊髄反射的な広告モデルに世の中がシフトして、じっくりお金と時間をかけるコンテンツは滅んでしまうのだろうか。
そこにはただむなしさだけが残るのではないかという一抹の不安がある。
本当にイイものとは、果たしてなんなんだろうか。