なぜ人は死を恐れるのか
誰でも1度は考えること
「なぜ死ぬのか」
「死ぬのは怖い」
なぜ怖いのか?痛いから?痛いのが嫌だから?病気は辛いから?
老いることは醜いから?
それなら若いうちに死ぬのはいいのか?それはもっと嫌。
やりたいことがまだあるから。
やりたいことが無くなったら死んでも良いのか。それも釈然としない。
今思う1つの答えは「自分という存在感がなくなるということに対する恐れなのか」と。
もし生きていれば何か活動を行い、誰かに、世間に、社会に、アピールすることができるが
もし死んでいれば、例えば凄い絵画や音楽を作ってしまっておき、
それをたまたま誰かが見つけたときに影響を与えるくらいしか
そこに「私」がいることを示す事ができなくなる。
死んだ瞬間で時が止まり、世間からは忘れられていく。。。
誰からも期待されなくなる、頼られなくなる。。。
その寂しさという感情が、「死にたくない」というところにつながっているのではないだろうか、と。
誰しも誰かから必要とされたいと多かれ少なかれ感じ、それが最後は生きがいになるのではないか、と。
#ぶっとんだ研究者やクリエイター、記録を目指す人、など、
#誰にも求められなくとも、自己表現し続ける人はあてはまらないかもしれないが。