藤沢武夫という人間

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藤沢 武夫（ふじさわ たけお、1910年11月10日 - 1988年12月30日）は実業家。東京市出身。本田宗一郎の参謀として本田神話のシナリオを書き、本田宗一郎と共に本田技研工業（ホンダ）を世界的な大企業に育て上げたことで知られる。「技術の本田、経営の藤沢」と評されている。

ホンダといえば、まさに本田宗一郎の名前だけが出てくるのだが、それを影で支えた人物ということで、非常に興味深い。

もちろん、トップの一人の天才で会社が大きくなっていくということもあるのだろうが、「社長」という時に孤独であり、強すぎる力をもてあます可能性のあるポジションであるがゆえに、それを客観的に指南する必要性があるときもある。

最近でいえば、Googleの「ラリー・ページ」「セルゲイ・ブリン」に対しての「エリック・シュミット」というところだろうか。

もし、会社を、組織を、企業体を大きくしていくのであれば、経営力だけでもだめ、技術力（アイデア力）だけでもだめ、と。

はてな社で言えば、成長していくのであれば、近藤社長に意見できる立場の人間をおけるか、どうか、となるのだろうが、そもそも社長が会社を大きくすることが目標でないのであれば、余計なお世話ではある。