35年目の節目と残された人生という時間
35歳になった自分なんて想像もできなかったし、想像する必要性も感じていなかった。
人生は有限ではない。
もし60歳で死ぬとしたら、多く見積もって70歳で死ぬとしたらあと35年と半分しかない
70歳といっても、最後の何年かが今と同じパフォーマンスが出せるとは思えない。
せいぜい80%くらいだせるとしたら50歳かそこらだろう。
そう思うとあと15年。
15年前というと二十歳。
はたちから今までにやれてきたことと+α、どこまでいけるかを見積もると、
もうそんなには高いところへは行けないと考えるのが妥当だ。
無謀とも思える振る舞いでさらに高みを目指すことも必要だが、現実的な目標を据えて
滑り落ちることなくザイールを打ち込んでいくのも悪くないんじゃないか
などと今いるポジンションと、今後に活かせるスキルとポテンシャルを見直す事が
「後悔しない生き方」なんじゃないかと思った。
あの頃はよかったと常に後ろを振り返りながら生きるのよりは
あと残り生きられる時間の中を充実させるということが
何より前向きな
何より生産的な
人生の送り方なんだと思う。あくまで直感的に。
そのためにできることは、1日に1つ、何でもいいから新しいことをしていくこと。
入った事がないお店に入ること
違う道で通勤すること
話した事がない人としゃべること
新しいアーティストのCDを買うこと
それを365日続ければ365の新しい経験が積み重なる。
無意識のうちに、「今あるもので十分」「今がベスト」と思う保守的なスタンスを壊していきたい。