livedoor関係者までどれだけ届けることができるか。それがすべてだ。
ライブドアとホリエモンは、本当に犯罪を犯して利益をただ求めた集団だったのか?
そしてそれがただ裁かれることで、日本の未来は守られたのか?
Apple、Google、Facebook、Amazon、、、インターネットテクノロジーを活かした企業の成長がいちぢるしい。それに対して日本企業はなんだか暗い話ばかりだ。
どうしてそうなってしまったのか?
ベンチャーvs大企業という二元論ではなく、まったく新しい働き方へのシフトが求められてきている。
それに乗り遅れれば、その先はもうない。
働いている人全てが、今起きているパラダイムシフトを意識する必要がある。
これからどういう時代になるのか。そこに生きていく人たちに求められるスキルとは。
あくまで、「ライブドア」「ホリエモン」「LINE」というのは、この本を手に取るきっかけであり、導入にすぎず、まったく本質ではない。
その本質へ迫るには、最後までこの本を読む必要があり、そのハードルは決して低くはないと思う。
しかし、LINEのスタンプやツイッターのような、あまりにも短いコミュニケーションを経るだけで、深い思考は果たしてできるのだろうか。
ネットが書籍を殺すのか?否、それはないだろう。メディアの違いという表面上のことだけでなく、含まれるコンテキストの違いがある。最近のネットニュースなどに物足りなさや、疲れを感じている人は薄々「それ」に気付き始めている。
今、我々が真に目を向けるべきことはなんなのか。