次世代のデジタルマーケティングを考え抜くブログ(xbee's diary)

デジタルマーケティング手法を探求したりするかもしれないブログ

ソーシャルメディアの特性をはかる1つの切り口として(mixiはどこへ)

Facebookに投稿した情報はどんどん流れていってしまって、あまり過去にさかのぼって検索とかしたいと思わないな(思えないな)、とふと思いたち。

それに対してブログ(や、いわゆるホームページ)は、古い記事にも価値があり、それを仮にアーカイブス性と呼ぶのであれば、そこが強みだなと。

なので、twitterやFaecbookは即時性には強いが、アーカイブス性が弱いので、アーカイブス性が求められる時には
即時性が強いメディアで告知し、そこからブログなどにリンクするのが効果的だなと。

そこで改めて現在のmixiの立ち位置を考えると、以前、人気の高かった頃には常にログインしているユーザも多く
(30分以内にログインしているユーザ、という表示もあった)mixiボイスなどなくても即時性が高く、また、
日記もデコレーションなどはなくても、アーカイブス性も高かった。

つまり、ソーシャルメディアの特性を2つとも持っていたので大勢に支持された。

しかし、それぞれの特性に特化したメディアが現れ、ユーザはそこへ流れていき、
それぞれを組み合わせる使い方が生まれた。

いくつかの機能を1つのもので済ませようとするために合体させ、
また、それぞれの機能を伸ばすために、バラバラになり
そしてまたそれらを1つにしようとする動きが歴史的にはあるが

相反する2つの機能はいくらがんばっても1つにはできないので、
今後mixiは、サービスのコアコンピタンスとしてどの部分を伸ばしていくのか、
そのためには余分な機能も終了させていけるのか、が大事ではないかなと。

そういう意味ではtwitterとのサービス連携とかは、全然意味がない茶番といえる。